左官とは

漆喰珪藻土土壁自然素材から豊かな暮らしを。左官内装壁リフォームの提案。三浦半島の左官屋。>神奈川県三浦市。(有)左菊

みなさんはじめまして。私は神奈川県三浦三崎で左官屋をやっています
有限会社左菊の鈴木と言います。

私の地元三浦三崎で、光る!どろだんごイベントをやったり、ワークショップ
を開催して皆様と一緒に左官の事、土の事について楽しませて頂いていま
す。ここでは、改めて、左官とは?左菊とは?土の可能性などについて
説明させていただきます。

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左官とは?日本の建築おいてなくてならない職種でした。 竹を組んで土を塗って壁にする仕事です。
現在では伝統的建築である城や蔵、お寺などにみられる白い壁の漆喰が代表的になりました。

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ですから私たちの普段の生活には馴染みがないような感じもします。

「日本の伝統だから素晴らしい。」「日本の文化だから残すべき。」そのような側面もありますが、実は
日々左官も進化していて、みなさんの生活の中にそれらとは別な魅力を作ることができます。

例えば・・・古い建物を借りてリフォームをして、骨董品屋を営む方
から、建物の古い雰囲気になじむような漆喰の壁を塗ってほしい
ということで、色合い・風合いを手作りでつくりました。

主役は陳列される骨董品達なので、主張せずに馴染んだ空間を
めざしました。

ちなみに8畳ほどの空間ですが、左官工事の施工費は15万円
(参考価格)程でした。


また、こちらのカフェでは私の住む町、神奈川県は三浦市三崎にある、イタリアンバールスタイルの
カフェ。 その港町の街並みに合わせながら、イタリアンバールというコンセプトの元、オリジナリティある
壁をつくらせていただきました。

長さ1m程の鏝を使い、ダイナミックな表情を作りました。


こちらは、地元三浦三崎の商店街の方々から、コミュニティー施設のリフォームを依頼されました。
港町の雰囲気を出すために、「貝殻を全面に貼ったらどうでしょう?」と左菊で提案させて頂き、採用され
ました。 後にこの施設の名前が「貝殻ホール」となり、現在も個展や教室などを開催、皆様に愛される
施設となりました。

左官壁は職人が手作りで作りますので、古いものをより価値を高め。 より愛着のある空間へと変貌させ
ます。 また、小規模で容易にオリジナリティが出せ、店舗としても差別化を図り、価値を高めるにはもっ
てこいの空間の演出ができます。

店舗は人の集まる空間ですので、温かさ・柔らかさ・落ち着き・居心地など。
自然の素材を使った柔らかい左官の壁がもってこいだと思います。

住宅でもそうです。  リフォームの場合、長年住み続けて古くなってしまった・・・その古さが逆に味わい
となり、より深みのある価値となります。 左官が出来るリフォームの魅力して、その歴史の重みを損な
わないリフォームが出来ることです。

マンションへの住み替えまで考えておられたお客様が、仕事をする書斎を漆喰の壁で左官リフォームし
たことによって、仕事へのモチベーションも変わり、より愛着がわいてきたとおっしゃっていただきました。


こちらのお宅では、汚れてしまったクロス壁から、淡いピンクと白い漆喰でリフォームしました。
漆喰や珪藻土の壁にすることで、本来左官壁のもっている機能性も高めることができます。

左官壁で塗った建築は、室内の湿度を一定に保つ調湿機能もあり、住まいの寿命を長持ちさせたり、
あるいは免振機能であったり。 お部屋のにおいを吸収したり。 そのような機能も兼ね備えております。


また、新築の場合は、工事完成がゴールとはなりません。
左官の作る空間は工事完了がスタートになります。

自然の素材を使うことで、愛着を増していき、味わいを深くします。 また、最大のメンテナンスフリーは
愛着があるからこそ、大切に住むことだと私は考えます。 左官の素材で出来た壁は、綺麗に汚れていく
こと(経年変化)が魅力の一つだと考えます。

柔らかいからこそ、大切に住まいを使う。 そこには、育む心も生まれるのです。


「古いものは駄目なもの。」そんな価値観がまだ多く見受けられる気がします。
左菊では、古いものは年月を積み上げた「価値のあるもの」と考えます。


こちらは築40年近くたった木造アパート。 大工さんのセンスと左官壁で見事によみがえり、借主さんも
若い女性がついたそうです。

それまで積み上げてきた歴史を損なわずに逆にその歴史の重みをモダンに変えてしまうセンス。
上品で楽しくなる空間となりました。 「古い」という欠点を利用し、「味わい」としてリニューアルした良い
例だと思います。

現代において「新しい」とは、昔ながらの日本の文化を現代風にアレンジして提供すること。
それが、リサイクルにも繋がり、エコロジーでもあり、人にやさしい建築にもつながるとことになります。


左菊では伝統を大切にしています。 伝統とは時代に合わせて変わることです。
昔のままでなく、先人の積み上げたものを否定するのでもなく、一つのストーリーを大切にして、
次世代に繋いでいくことが伝統。


ひかる泥団子作りイベントもその一つです。この球体は土で出来ています。
左官の伝統技術である「大津磨き」という工法でつくられた泥団子です。

子供たちと一緒にこの泥団子をを作ることによって、ものづくりついてや、土について・左官について
興味を持ってもらおうと左菊では教育関係や地元イベントで取り組んでおります。 伝統的な左官の技術
を次世代に楽しみとして伝えていく。 そんなイベントです。


こちらは、ワークショップで行った、土壁ティピ作りの様子です。

土に触れ合うことが日常的ではなくなってしまったからでしょうか?大人も子供もどろだらけになって、
夢中でみんなで作りました。独創的な仕上がりに私も驚きました。

普段私たちは「人の作った社会」で生活しているような錯覚に陥りますが、こうやって土の感触・風合い
に触れることは、やはり魅力的なのだと感じます。 これは私達が「自然の中」で生きている証の様な
気がします。

土の持っている魅力や機能は奥深いです。 現代の建築産業からすると、土は自然乾燥させる期間
必要なので決して合理的ではありません。 また、現代の頑丈なもので固められた住まいから比べると
土は決して丈夫ではありません。

しかし、土がもっている力は、なによりもその柔らかみであったり、火に耐える丈夫さであったり、固まっ
てもまた元の土の戻るリサイクル性だったり。 しなやかで、ねばりのある丈夫さ・柔らかさが特徴です。
セメントに慣れ親しんだ私からもびっくりする素材の一つです。


これらは、昔の台所にはあった「かまど」を作ろうという事で、左官仲間と勉強しながら作ったものです。

土をレンガ状にして自然乾燥させたものを積み上げて形を作っていきました。 土ですので独特の固さと
柔らかさを兼ね備えているので、電動工具が要らず、自由に形を作れました。 このかまどが完成した後
に地元、三浦の青年団体がこのかまどでご飯を炊く体験イベントを行い、土の耐火性や、エネルギーの
効率化に、昔の人の知恵を感じずには居られませんでした。

また、かまどで炊くごはんは文句なしに美味しいです。


こうやって私たち左官・左菊は伝統技術から学んで、
左官の基礎を知り、昔の人の暮らしから「現代の便利なものとは?」「昔の人の知恵とは?」 その両方
を学び、そこから本質を探究し、みなさんの抱えている問題を、どのような角度から考え解決に導くかを
一緒に考えさせていただき、壁として形にしております。


堅苦しくなりましたが、「家族と暮らしていく豊かさ」、これをみなさんと共有すること。
そのためには、楽しめるお部屋、わくわくするお店、居心地のいい家、家族が笑って暮らせる住まいを
皆さんと一緒に作る。 そして、それを子供達に楽しく、学びも交えながら伝え、次世代の文化創造に
貢献する。 それが左官であり、私たち左菊でございます。


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